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reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
「要点」
「曲解説」
硬質かつシリアスな作風でアーティスティックな印象があった前作「JUST A HERO」の反動からか?!シンプルなビートとキャッチーなボーカルラインが目立つアルバムとなっている。 本作には80年代中頃〜後半にかけてティーンエイジャーであった者なら一度は聴いた事があるであろう「1 B・BLUE」「2 ONLY YOU」などのボウイ(BOØWY) を象徴するシンプルなビートロックが収録されており、トータ
「要点」
「曲解説」
非ビジュアル系なド派手なビジュアルとBADなR&Rサウンドを提げて80年代の音楽シーンに登場したジギー(ZIGGY)の1stアルバム。 カリスマ的でBADなR&Rシンガーをペルソナとして設定しているであろう、森重樹一(vo)のボーカルはR&Rボーカリストとして最高のお手本であり「1 EASTSIDE WESTSIDE」「7 HOW」における「掠れたがなり歌唱」は清春(
「要点」
「曲解説」
アルバム全体を通してメランコリックなバラードを多く収録しておりファンの中で賛否両論あったと思われるが「ロックという枠組み」をいい意味で意識していない作品となっている。 全体を通して音響やサウンドから「雨後」「梅雨」のような湿り気を感じる曲が多く「3 MISSING PIECE」はロック的なエモーショナルではなく内省的な叙情性を感じさせる。ノリの良いビートロックを求めるファンには「リアクションの難し
「要点」
「曲解説」
日本の音楽シーンにおいてバクチク(BUCK-TICK)と共に「インダストリアル・ボディミュージック」からの影響を色濃くサウンドに反映させた先駆的ユニット/ソフトバレエ(SOFT BALLET)のデビューアルバム。 ほとんど全ての曲に「立体的」「凸凹」と形容したくなる潤ったビートを導入しており「ダークで怪しげなサウンド」ではあるのだが不思議な躍動感を感じるというタイプの曲が多い。本作を聴く限りではこ
「要点」
「曲解説」
デビューアルバム以上に様々な音楽要素を取り入れた作品となっており、本格的な海外進出を意識して作成したであろうハードな曲も収録されている2ndアルバムで「X JAPANのギタリストhide」ではなくソロアーティストhideとして見事なオリジナリティを提示している。 「USインダストリアルロックに対する日本からの回答」とも言える「サイボーグロック」を音楽シーンに提案したhideであったが、hideから
「要点」
「曲解説」
金属的なリズムと「冷徹なマシン」を思わせる歪んだギターサウンドが特徴HR/HMとは明らかに異なり「ハード」「ヘヴィ」などという形容詞はあまり似合わない。人の温かさや鼓動を全く感じさせない「無機質で冷たい音像」は破壊を楽しむロボットのような不穏さを感じる。 この「無機質な冷たさ」は80年代ヘヴィミュージックと90年代ヘヴィミュージックを分ける重要なポイントであり、またインダストリアルロックは日本のカ
「要点」
「曲解説」
デジタルサウンドを大胆に導入して「無機質な質感」を強調したサウンドは「地下の実験室」のような静けさを感じさせ、様々な前衛音楽からの影響を受けていると思われるが「B-T独自」としか言いようがないオリジナリティーの塊のようなアルバムとなっている。 本作の素晴らしい点はデジタルサウンドを導入したアルバムによくありがちな「情報過多」に陥る事なくコンパクトな音数にまとめられている点である。また過去のレビュー
「要点」
「曲解説」
ルナシー(LUNA SEA)絶頂期の96年にリリースされた傑作アルバムで「日本における二ューウェイブ系ギターロックの独自進化」の一旦の完成形という内容となっている。 前作「MOTHER」との違いは90年代以降に彼等がインスピレーションを受けたであろう「グランジ」「トリップホップ」「シューゲイザー」「実験的な電子音楽」などからの影響を大胆に反映させ点であり、サウンド・歌詞共に「ディープ」な内容となっ
「要点」
「曲解説」
初期の楽曲を今井寿覚醒後のセンスでセルフカバーしたアルバムでアルバムタイトルはB-Tらしい「孤高のアブノーマルさ」を感じるものとなっている。 「充実したレコーディング環境」「イメージを具体化できる楽器・機材」「凄腕エンジニアの存在」「洗練され始めたセンス」「演奏スキルの向上」など様々な要素がポジティヴに働き、全ての曲が原曲より生々しく立体的な響きをもっている。傑作アルバム「狂った太陽」同様に90年