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live at the indoor
音楽作品(アルバム/シングル)を「普通」「良作」「名作」「傑作」「神作」に分ける音楽レビューサイト
検索結果5件

タグ「プログレ」のレビュー

壮絶でハイテンションなハードコアサウンドとリスナーのイマージネーションに訴えかけ様々な風景や世界観を連想させるパンチの効いたフレージングが強烈なアット・ザ・ドライヴイン(At The Drive-In)

ハードコアという音楽はどちらかというとフィジカルに訴えかけるものや色んな意味でリスナーと「熱量を共有しあう音楽」であるという印象があるのだが、本作は頭の中に様々な絵が浮かぶ「プログレ性」と「ハードコア的な破壊力やテンション」が奇跡のバランスで成立している。激しい音楽を聴いて「ノッた後の爽快感」と「練られた音楽を聴いた後の感慨」を同時に味わう事ができる。

    「要点」

  • イマジネーションを刺激するプログレ性あり
  • ポストハードコアの名作

「曲解説」

1 Arcarsenal

「上空から何者かが舞い降りた」ような不穏な響きと「酔っ払い」のようにぐらついたギターフレーズが絡むインパクト大のイントロ。 「太陽光線」のような直線的なギターサウンドが終始鳴り響く中、突如(2:12〜)ダークなピアノの音色が挿入されて曲にアクセントを与える。 全てがシャウトのように聴こえるボーカルラインを筆頭に全てのパートが凄まじいテンションで響き渡る。
2 Pattern Against User

左右から聴こえる「異なる音色による鬼ごっこ」のようなギターサウンドが特徴。冒頭からストレートで熱量のあるテンポで進行するが(1:48〜) リズムがなくなりベース音のみが鳴る。そこに「上空を舞うねじまき鳥」のような立体的で透明感のあるアルペジオが響きわたる。終盤はストレートなロックサウンドに戻り疾走、最後はマイナーな響きのコードバッキングが鳴り響く。
4 Sleepwalk Capsules

冒頭から「戦場」のような荒れ狂った空気感を感じる。ツインギターの音色はやはり全く異なりそびえ立つ音の壁となって迫り来る。そんな展開の中(1:22〜)浮遊感のあるアルペジオとそれに絡みつく幻影のようなフレーズが飛び出し、それに呼応するかのようにセドリック・ビクスラー(vo)がメロウなボーカルラインを奏でる。しかしそれも束の間(2:12〜)またも荒れ狂った空気感をもった展開になり爆発する。
5 nvalid Litter Dept.

不穏でどこか「エジプトの神殿」を連想するようなアルペジオが鳴り響く中、ミニマムで唸るベースラインの上を「早口なパート」と「夢見心地でメロウなパート」が合体したセドリック・ビクスラー(vo)独特のボーカルラインが踊る(3:05〜) ピアノの旋律と「沈む夕日」のような枯れたギターが鳴り響く。ハードなサウンドも健在ではあるがどちらかというと浮遊感をと哀愁を感じる曲となっている。
7 Enfilade

男女の電話でのやり取りがSEで流れる。「宇宙に放り出された」ようなバグった重力感の中で「ラップのようなボーカルが響き渡るパート」と「電撃のような強烈なギターサウンドが登場するアヴレッシヴで熱量マックスのダイナミックなパート」が交互に展開される(4:30〜)最後は重力にのみ込まれるように音は途切れて「ピーピー、ガーガー」というノイズだけが鳴り響き曲は終わる。
8 Rolodex Propaganda

「高速道路を走る車の中から見る景色」のように揺れてきらめくギターサウンドとアヴレッシヴなラップは「本当に車に乗っている」ような感覚を味あわせてくれる(0:52〜)虹の中にいるような極彩色のボーカルラインが登場して、その後サウンドはさらにエフェクティヴになり、中盤以降は高速道路ではなく「上空を走る車」のようなイメージが頭に浮かぶ。
10 Cosmonaut

叙情性を感じる強烈なギターサウンドと「タイトなリフ」のようなドラミングが絡み合う。そこに強烈なテンションで歌われるボーカルが加わるハイテンションな曲。時折、挿入される「揺れる水面」のような透明なアルペジオがこの曲のキーだろう(2:40〜)壮絶な絶叫から最高潮を迎え最後は残響だけが残る。
11 Non-Zero Possibility

クリスタルのような透明なピアノの旋律が鳴り響く曲。これまで「戦場のようにハイテンション」な曲が多かったので非常に安堵感を感じる。セドリック・ビクスラー(vo)のボーカルラインはバラード調のこの曲でも強烈な熱量を感じさせ(2:58〜)「高速でループするブーメラン」のようなノイズギターがピアノの旋律を壊すことがない位の位置で静かに鳴り響く(3:59〜)ミニマムなアコギのアルペジオが挿入されてから 全ての音が少しずつ遠くのほうに遠ざかり、最後は不穏で重厚な弦楽器の調べと共に静かに幕を閉じる。

壮絶でハイテンションなハードコアサウンドとリスナーのイマージネーションに訴えかけ様々な風景や世界観を連想させるパンチの効いたフレージングが強烈なアット・ザ・ドライヴイン(At The Drive-In) ハードコアという音楽はどちらかというとフィジカルに訴えかけるものや色んな意味でリスナーと「熱量を共有しあう音楽」であるという印象があるのだが、本作は頭の中に様々な絵が浮かぶ「プログレ性」と「ハード

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シンプルなリズムアプローチはほとんどなく変拍子やトライバルなリズムがデフォルトになっており、90年代ヘヴィ系バンドの中でも有数にクセの強いバンドだと思われる。また電子音楽やマニアックなリズム音楽にも精通しているであろう実験的な音と展開、ヘヴィなギターリフなども聴かせてくれるが他のヘヴィ系バンドと比べると非常にアニアックな印象を持つ。

プログレと一言で言うのは簡単なのだが良くも悪くもとらえどころがなく、「ダイナミックなサウンドになったと思えばすぐにしれっと淡々とした展開に戻る」etc形容や気分の設定が困難な微妙な音色が多く非常にレビュアー泣かせとも言える。正直に言うと一聴しただけではよく分からないというのが本音である。ただし、本作は全米初登場2位を記録したヒットアルバムである。わかる人にはわかるとタイプの音楽なのだろう。

    「要点」

  • 複雑なリズムアプローチ
  • マニアックなヘヴィロック

「曲解説」

2 Eulogy

「グラスを指で叩いた」ような「コツ、コツ」というミニマムテクノ風な音から始まる。そこに「モザイクの掛かったカラスの鳴き声」のような効果音やトライバルな打楽器の音が入るという他のヘヴィー系バンドでは中々、見られることができない展開。「歪んだギターサウンドを生かしたヘヴィなパート」と「様々な効果音やミニマムなアルペジオをフィーチャーした静のパート」を繰り返す曲。
3 H.

ディープに歪んだ残響のようなイントロを経て、微妙に掠れたクリーンなアルペジオが流れる。そしてその上を「メロディーのある祈り」のようなボーカルラインが乗る。本曲もリズム面はトライバルな打楽器風である(2:44〜)ディストーションギターが鳴り響き一瞬ハードなサウンドになるのだが、すぐに元のトライバルなリズムアプローチが淡々と進行するパートに戻る(4:47〜)メイナード・ジェームス・キーナン(vo)のシャウトをきっかけにハードな音が一斉に流れ込み、ギターソロはこれまで抑制していた感情を爆発させるかのうようなノイズギターが炸裂する。
5 Forty Six & 2

ミステリアスでクリーンなアルペジオとオリエンタルな雰囲気のギターフレーズが絡み進行される。やはりボーカルラインはどこか「祈り」のように聴こえる(1:55〜)ヘヴィなリフとシャウトが炸裂。その後は「ヘヴィなパート」と「オリエンタルなパート」がパズルのように組み合わされた展開となる。
9 Die Eier von satan

サイバーな質感の音の断片で構成されるイントロが実験的で「原始の宴を近未来風にアレンジ」したような曲。

シンプルなリズムアプローチはほとんどなく変拍子やトライバルなリズムがデフォルトになっており、90年代ヘヴィ系バンドの中でも有数にクセの強いバンドだと思われる。また電子音楽やマニアックなリズム音楽にも精通しているであろう実験的な音と展開、ヘヴィなギターリフなども聴かせてくれるが他のヘヴィ系バンドと比べると非常にアニアックな印象を持つ。 プログレと一言で言うのは簡単なのだが良くも悪くもとらえどころがな

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前作「The Bends」でギターロックバンドとして確固たる地位を築いたレディオヘッド(Radiohead)が、エレクトロニカやトリップホップなどの新興ジャンルからの影響をエモーショナルなギターロックに作品に反映させはじめた90年代を代表する作品。サウンド面では不穏な暗さやエレクトロニカにも通じるような荒涼とした雰囲気が最大の特徴でキャッチーとは言えない曲がほとんどを占める作品だが紛れもなくポップとして成立している。

レディオヘッド(Radiohead)は2000年にエレクトロニカやポストロックに急接近した問題作KID Aリリースするのだが、本作は「ギターロック」と「非ギターロック」の中間に位置する過渡期的作品でありある意味一番バランスが良い作品かもしれない97年〜98年は本作に触発されたかのように他のアーティストもプログレッシヴな作品をリリースし活況であった。

    「要点」

  • 「エレクトロニカ傾倒」前夜の過渡期的作品
  • 人によってはプログレに聴こえるらしい

「曲解説」

1 Airbag

「強迫観念」のような不穏な空気感が印象的なオープニング曲。前作から取り入れ始めた電子音が前面に出ており、またディープなリズムアプローチなどは、マッシヴ・アタック(Massive Attack)やポーティスヘッド(Portishead)からの影響を感じさせる。
2 Paranoid Android

冒頭は神聖な雰囲気すら漂う美しいメロディーラインで進行するが、唐突に現れる「ガッ、ガッ」というブラッシングノイズがその神聖な雰囲気を引き裂きぶっとんだ早弾きのギターソロが炸裂するというレディオヘッド(Radiohead)風プログレ曲。
4 Exit Music (For a Film)

エレクトロニカのような荒涼とした冷たさを感じる曲。トム・ヨーク(vo)のボーカルにはエフェクトがかかっており、これまでにはない悲壮感と切迫感を感じる事ができる。
5 Let Down

輪郭のはっきりしたアルペジオを中心に淡々と進行されるが(3:25〜)ミニマムで煌びやかな電子音が舞い降りてくるのをキッカケに曲は変貌しトム・ヨーク(vo)の歌声は何重にも重なり過去最高のボーカルラインを奏でる。歌詞の内容な移動によって起こる「ヒステリーで無意味な化学反応」についてらしい。
9 Climbing Up the Walls

サンプリングされたアニメのキャラクターような笑い声ではじまる曲でトム・ヨーク(vo)のボーカルにはホラー映画のような不穏さがあり、曲は時間の経過と共に徐々に熱量をあげて、「天まで届くアラーム」のようなギターサウンドの登場でピークを迎える。その後は重厚でヒステリーなストリングスも加わり曲はまさにカオスの様相を呈する。最後はトム・ヨーク(vo)の鬼気迫る絶叫で幕を閉じる。

前作「The Bends」でギターロックバンドとして確固たる地位を築いたレディオヘッド(Radiohead)が、エレクトロニカやトリップホップなどの新興ジャンルからの影響をエモーショナルなギターロックに作品に反映させはじめた90年代を代表する作品。サウンド面では不穏な暗さやエレクトロニカにも通じるような荒涼とした雰囲気が最大の特徴でキャッチーとは言えない曲がほとんどを占める作品だが紛れもなくポップ

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デビュー作でメディアから「オアシス以来のベスト・デビュー・アルバム」と絶賛(wiki)されたマンサン(Mansun)。その評価も納得の耽美だが力強いメロディーセンスを持つアーティストでありポール・ドレイパー(vo)の歌声には艶がある。

ブラー(Blur)やスピリチュアライズド(Spiritualized)が「プログレッシヴ」や「アバンギャルド」とも言ってもいい作品をリリースした97年〜98年の音楽シーンにおいてマンサン(Mansun)もまた彼らに負けない位の手の込んだ作品をリリースした。全編を通して「転調」や「1曲の中に対照的な展開を盛り込む」事をデフォルト化しているかのような作品。アルバムジャケットで気難しそうな男が辞典のようなものを読んでいるが、「本の世界を旅する」ような音楽が今作のテーマなのでは??と思われる。それ位に様々な情景やイメージが湧いてくるプログレッシヴなサウンド。色んな意味で過剰(収録時間70分超)な作品なのでリスナーの気分によって評価が左右されると思うが、2ndアルバムでビジネス的に一番大事な時に「プログレな大作」をリリースした彼らのアーティスト魂にはおそれいる。

    「要点」

  • 「本の世界を旅する」ような音楽
  • 2nアルバムでプログレ大作

「曲解説」

1 Six

1曲目から収録時間8分超えのプレグレ曲。透明感のあるミニマムなピアノの旋律が鳴り響く中、ポール・ドレイパー(vo)が耽美的だがキャッチーなボーカルラインを歌い上げる。時折、ハードでアグレッシヴなギターロックサウンドが挿入される(2:40〜)唐突に「本の世界に迷い込んだ」ような「何もない真っ白な空間」を思わせる静けさがやってくるが、また唐突にハードなギターロックに戻るという展開を見せバーストしたようなギターノイズが鳴り響く。ノイズが鳴り響いた後は「これまでの事」が何もなかったかのようにポール・ドレイパー(vo)が耽美的なボーカルラインをしっとりと歌いあげるという色んな意味でやりすぎな展開だが抜群のボーカルラインと艶のあるポール・ドレイパー(vo)の声がこの展開をポップスとして成立させている。
2 Negative

タイトルがNegative(ネガティブ)そしてアンプのハウリングからはじまるという展開から一瞬「グランジへの回答」と思わせるのだが、その期待はわずか15秒で裏切られグランジの「グ」の文字もない、スピリチュアライズド(Spiritualized)の名作Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space(宇宙遊泳)と共振するかのようなスペーシーで時空が歪んだようなアバンギャルドなサウンドを展開する。だがこれもまた不思議とポップとして成立している。
3 Shotgun

スーパーグラス(Supergrass)のようなメロウなメロディーをもつギターポップではじまる曲。「1曲目2曲目凝ってたから3曲目はストレートポップソングか?!」と思ったのだがやはりこのバンドはそんなに甘くなかった。1分頃から10倍の重力空間に放り出されたような不思議な重さがある展開になり1:30分頃からは、オリエンタルな雰囲気のアルペジオと枯れたギターサウンドが顔を出しバックでは「ビデオテープを早送りしている」かのような音が流れ、そして3:05分頃からはシュールな夢でも見ているようなぼやけた光のような音に包まれる。最後は「見知らぬ異国を一人さまよい歩く老人」のような孤独な音色で幕を閉じる。
4 Inverse Midas

物悲しいピアノとボーカルだけで構成されポール・ドレイパー(vo)がボーカルラインをしっとりと歌い上げる。「シンプルにそのまま終わるわけがない」というリスナーの心理を逆手にとり「フェイクしない事が逆にフェイク」になっている曲。
9 Witness to a Murder

オリエンタルでミニマムなアルペジオのループをバックにヒステリーな女性オペラの歌手のボーカルと「ニュースキャスター」を思わせる男の語りだけで構成された曲。タイトルは和訳で「殺人を目撃した」ん〜なるほど。
11 Special / Blown It

北欧の自然を連想する荒涼感のあるエレクトロニカ以降のサウンドとアグレッシヴなギターロックが交互に繰り返される曲。最後はバンド演奏がピタリととまり鳥のさえずりが聴こえる。

デビュー作でメディアから「オアシス以来のベスト・デビュー・アルバム」と絶賛(wiki)されたマンサン(Mansun)。その評価も納得の耽美だが力強いメロディーセンスを持つアーティストでありポール・ドレイパー(vo)の歌声には艶がある。 ブラー(Blur)やスピリチュアライズド(Spiritualized)が「プログレッシヴ」や「アバンギャルド」とも言ってもいい作品をリリースした97年〜98年の音楽

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映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットが証明するように世界でも有数にビッグなバンド「クイーン」。そんな彼らの傑作アルバム「オペラ座の夜(A Night at the Opera)」をレビュー。

フレーズやリフというより「旋律」という言葉が似合うギターサウンド、誰もが感じるであろう「オペラ」のような雰囲気、リスナーの頭の中に常に「風景」や「物語」がイメージできる音作りやプログレ的な気難しさのない「展開の面白さ」が、他のロックアーティストにはない彼らの個性になっている。またハードロック的な「マッチョさ」とは全く無縁と言っていい「練られた美しさ」があり紛れもなく「傑作」と言っていいアルバムに仕上がっている。

筆者が10代の時にがっつりハマったレディオヘッド(radiohead)の曲に「Paranoid Android」という曲があるのだが、その曲は一部では「Bohemian Rhapsody」に影響を受けたのでは??と言われていたが、本作を聴く限り類似点は見つけることは出来なかった。

    「要点」

  • 頭の中に風景や物語が浮かぶオペラロック
  • フレーズやリフというより旋律という言葉が似合うギターサウンド

「曲解説」

2 Lazing On A Sunday Afternoon

「よく晴れた土曜日のピクニック」みたいな曲だなと思っていたら、タイトルの和訳はまさかの「うつろな日曜日」。筆者が「クイーン」というアーティストに持っていたいイメージ(ハードで重厚)を完全に覆す1分ちょいのインスト。
6 Sweet Lady

ブライアン・メイのウォームでゆったりとしたギターサウンドを中心に展開される「平静な」パートと「パニック」に陥ったようなバタバタ感を音で表したような展開が混在する曲でオペラというよりはミュージカルを連想してしまう曲。歌詞の内容は「痴話喧嘩」だと思われる。
7 Seaside Rendezvous  10 Good Company

ビートルズを思わせる美しいハーモニーと軽やかなメロディーのボーカルラインが特徴的な2曲。ビートルズが純粋にグッドメロディーを追求しているとすれば、クイーンは風景を連想するメロディーを意識しているのでは?と思えるほど聴いていると風景が連想できるものが多い。
8 The Prophet’s Song

他の凡百なアーティストと完全に格の違いを見せつけ「プログレッシヴ」という言葉がコンサバに聞こえるほどこれまで聴いた事がないタイプの曲。1曲を通して「波乱万丈の人生を描いた映画」でも見ているかのような印象を受ける。複数人の声による掛け合いやハモリだけで「哀愁」と「愉快さ」が同局している空間を演出している中間部はお見事というほかない。個人的には「ボヘミアン・ラプソディ」(Bohemian Rhapsody) より衝撃を受けた名曲。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットが証明するように世界でも有数にビッグなバンド「クイーン」。そんな彼らの傑作アルバム「オペラ座の夜(A Night at the Opera)」をレビュー。 フレーズやリフというより「旋律」という言葉が似合うギターサウンド、誰もが感じるであろう「オペラ」のような雰囲気、リスナーの頭の中に常に「風景」や「物語」がイメージできる音作りやプログレ的な気難しさのない「

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