少年時代のカート・コバーン/NIRVANA(ニルヴァーナ)やYOSHIKI hide/エックスジャパン(XJAPAN)に影響を与えたキッス(KISS)。彼らがいなければ色んな意味で現在の音楽シーンはまた違うものになっていたと思われる。今作は彼らの最高傑作との呼び声が高い。
キッス(KISS)の音楽は同時期に活躍したエアロスミスやクイーンなどのバンドと比べると極めてシンプルでビジュアルイメージとは裏腹な明るい曲調やキャッチーなボーカルラインが特徴だと感じる。
彼らは音楽的に何かを生み出したのではなくビジュアルイメージからくる先入観を最大限利用する事でリスナーに「心地よい違和感」を与えることに成功して世界的にビッグなロックバンドになったのだろう。彼ら以降ロックバンドとビジュアルイメージは切っても切り離せない関係となったのではないだろうか。
「曲解説」
1 Detroit Rock City
漫画「Detroit Metal City」はこの曲をヒントに名付けられたに違いない、「ドコッ、ドコッ」とパワフルなドラムがよく聞こえる曲で、ギターソロはツインギターのハモリフレーズだが早弾きや意外な展開はなくむしろスグに覚えられるような聴いていて落ち着くようなフレーズになっている。
2 King Of The Night Time World
「ドカーン」というワイルドな爆発音ではじまる曲。それもそのはずタイトルは「暗黒の帝王 – King Of The Night Time World」普通の展開でいいわけがない。
7 Shout It Out Loud
タイトルの通りのノリノリなロックンロール。サビはライブで盛り上がること必至。
8 Beth
「清々しい朝」のようなピアノとストリングの上をしっとりと歌い上げる名バラード。恐る恐る歌詞の和訳を見てみると驚愕の内容で「家で待つ女性」(娘or嫁)の孤独を心配しているという悪魔らしからぬ内容となっている。ボーカルをとっているのはドラマーのピーター・クリス(Peter Criss)