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reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
「曲解説」
「要点」
「曲解説」
前作The Great Escapeをもって文字通りブリットポップムーブメントの狂騒から大逃走した彼らが90年代以降に影響を受けた音楽の要素を大胆に取り入れた本作。前作まではどこか窮屈そうであったグレアム・コクソン(g)のギターが面白い音を出しており彼ら独自の「ひねくれたポップソング」とグランジ・オルタナの壊れた質感が見事にマッチした作品になっている。 どっちつかずであった前作「The Great
「要点」
「曲解説」
今や誰もが知っているビッグアーティストとなったコールドプレイ(Coldplay)が2000年にリリースした1stアルバム。メランコリックだが力強いボーカルラインと叙情的なギターサウンドが特徴でアルバムでギターロック期のレディオヘッド(Radiohead)に多大な影響を受けたと思われる叙情的なサウンドを聴かせてくれる。 メランコリックでダウナーな質感はありつつもボーカルラインに「力強い生命力」を感じ
「要点」
「曲解説」
97年にリリースされ当時賛否両論を巻き起こした3rdアルバム「Be Here Now」。1st2ndに存在していた「メロウな質感」が減少して「サウンドが重厚になりサイケ色」が強くなった。またジョン・レノンによる「金持ちは宝石を鳴らせ」というギャグと共振するようなアルバムジャケットにおける「露骨にビッグな佇まい」(車をプールに沈めるなどやりたい放題)がなんともセンスを感じる。 収録されている曲中5~
「要点」
「曲解説」
「これまでリリースしたアルバムは本気を出していなかったのか?!」と思えるほどに劇的な変化を見せた傑作アルバム。 「サイバーな質感』「地下の実験室のような不穏な空気感」「未知の生物が誕生したかのような獣的な爆発性」といった要素を持つハードでアバンギャルドな側面と「6 JUPITER」「7 さくら」で聴けるような浮遊感を感じる独自のバラードが絶妙なバランスで配置されている。 デビュー作〜アルバム「悪の
「要点」
「曲解説」
90年代末に「これまでの日本のロックアーティストとは明らかに異なる価値観・音楽的なバックグラウンドを持つアーティスト達」が多く登場したが、その中でもとりわけ音楽に対する造詣の深さを感じさせたのが、このくるりであった。 本作はそんな彼らのデビューアルバムなのだが、デビュー作品とは思えない渋さと哀愁を感じさせる内容となっている。 本作のサウンドのベースとなっているのは、ざっくり言うと90年代オルタナ・
「要点」
「曲解説」
デジタルサウンドを大胆に導入して「無機質な質感」を強調したサウンドは「地下の実験室」のような静けさを感じさせ、様々な前衛音楽からの影響を受けていると思われるが「B-T独自」としか言いようがないオリジナリティーの塊のようなアルバムとなっている。 本作の素晴らしい点はデジタルサウンドを導入したアルバムによくありがちな「情報過多」に陥る事なくコンパクトな音数にまとめられている点である。また過去のレビュー
「要点」
「1 Automatic」 90年代に隆盛を極めたJ-POPサウンドには希薄であった本格派R&Bテイストを全面に打ち出した宇多田ヒカルのデビューシングル。 サウンドや歌のスキルの高さは勿論だが、それ以上にこの洗練されたモダンな音楽を若干15歳の少女が作り出したという事実に多くの人が驚愕した。「キャンドルの灯りだけが揺らめくダークな部屋」のようなクールでモノトーンな音響、ディープで機能性抜
「要点」
「曲解説」
90年代にヒットシングルを連発した大黒摩季の出世作となった2ndアルバムでオリコンアルバムチャートTOP10に8週間ランクインしロングヒットを記録した。 音楽的な特徴としては「パワフル」「快活」という表現がピッタリな大黒摩季の歌声と「リスナーの最大公約数を突いてくる」ビーイングらしいある種、隙のないサウンドが挙げられる。 ヒットを記録した「3 チョット」「4 DA・KA・RA」は共にサビから突入す
「要点」
「曲解説」
ブラックミュージック・オリエンテッドであった前作から大胆にサウンドチェンジさせた3rdアルバム。 同じく97年にリリースされた「FACES PLACES / globe(グローブ)」と共振する「オルタナ・グランジ的な響き・質感」を大胆に反映させた作風となっており、オープニングソングである「1 Concentration 20 (make you alright)」などはイントロを聴いた時点では「こ