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reviewer:kj3(ケージェーさん)
新卒でアルバイト求人広告のメガベンチャーに入社
35歳でwebエンジニアに転身、本作サイトを自作
60年代、NW、オルタナ、UK、エレクトロニカなど
洋楽・邦楽問わずになんでも聴きます
最近はソウルに興味あり,継続的な更新を心がけます
「要点」
「曲解説」
「要点」
「1 ロストマン」 これまでにはないデリケートな音響処理を施したサウンドが印象的なシングル曲。歌詞はバンプ・オブ・チキン(BUMP OF CHICKEN)らしく「考えさせられる内容」となっており端的に言うと「自分のこれまでの人生を振り返ったディープな自問自答」というところだろう。 多くの人の人生がそうであるようにこの曲の歌詞の主人公の人生の分岐点にも「大事な君」が存在しており「君を失ったことに気づ
「要点」
「曲解説」
ブリットポップムーブメント最盛期の95年にリリースされたブラーの4thアルバム。タイトル「The Great Escape=大逃走」からして今後の彼らの「変化」を暗示しているようだ。ブリットポップの象徴のような明るくてカラフルで英国的なユーモアがある前作「Parklife」とUSオルタナ的要素を大胆に取り入れる次作「Blur」のちょうど中間に位置する今作は、サウンド的にも英国的ポップネスとUSオル
「要点」
「曲解説」
「エモーショナルでダークな叙情性を放つギターロック」「ドライブ感溢れるラルク流R&R」 インディーズ時代から彼らが得意としている「神秘的・耽美的という形容がよく似合うサウンド」などが幅広く収録されており、 これまでのキャリアの集大成のようにラルク アン シエル(L’Arc〜en〜Cielの良いところをパッケージングした傑作アルバム。 2000年はV系サウンドの創始者とも言えるル
「要点」
「1 gravity」 ルナシー(LUNA SEA)らしい退廃的な質感を残しつつも、これまでにはない「色鮮やかさ」を感じさせる名曲で曲そのものから「雨の匂い」を感じる事ができる。 歌詞はINORAN(g)が中心となって書かれたもの(wiki)らしく「置き忘れたアスファルト」なるワードに破格のセンスを感じる。またRYUICHI(vo)のボーカルはアルバム「SHINE」に収録されていた数曲で「河村隆一
「要点」
「曲解説」
ヘヴィメタルの中に耽美派ニューウェイブの要素を大胆に反映させた独自すぎるメタルサウンドが後に続くV系アーティスト達に多大な影響を与えたジャパニーズ・ヘヴィメタルの異端児/デッドエンド(DEAD END) 本作はそんな彼らの3rdアルバムとなっており「狂気的で摩訶不思議な歌詞」と「耽美的で退廃的なメタルサウンド」が見事に融合されている。 河村隆一、hyde、清春などの「V系レジェンド達」に多大すぎる
「要点」
「1 ROSIER」 ルナシー(LUNA SEA)のキャリアの中で「明確なターニングポイント」となった曲であり、これまでのルナシー(LUNA SEA)サウンドにはない「モダンなエッジ」は異色作と言っても過言ではないと思う。またこの曲はベーシストのJが「遺書」として作り上げた力作である事でも有名である。 筆者は作曲者であるJ(b)のソロアルバムも聴いた事があるが「ジャンル分けが困難であるレベルにスト
「要点」
「曲解説」
実験性とポップネスが高次元で結びついたボウイ(BOØWY)の3rdアルバム「BOØWY」。 バンド名をアルバムタイトルに起用する場合、その多くは自信作であるケースが多いのだが本作もそのケースに見事に当てはまる名作となっている。本作は初めて海外レコーディングを行ったアルバムでもありこれまでの作品と比べると「モダン」という表現がピッタリである。 前作から本格的に本領を発揮し始めた布袋寅泰(g) のギタ
「曲解説」
1stアルバム同様に圧倒的な存在感と完成度を誇る2ndアルバム。 今作は「ガラス」「クリスタル」などを連想する透明感のある音が非常に目立ち1stよりも耽美性を感じる作品となっている。また前作のような「暗闇なダークネス」ではなく「どんよりとした曇り」のような気怠い空気感をもち音を聴いていると頭の中に様々なイメージが湧く。「気怠さ」と「耽美」が同居する独自の空気感はまるで「二日酔いで迎えた曇った早朝」
「要点」
「曲解説」
「BPM以上のスピード感を演出する高速ループ」や「ビビッドな電子音」など様々な情景を連想するサウンドが印象的でニューウェイブ的なダークさとミステリアスな雰囲気があった前作よりクリアーな音が多くなった4thアルバム。 カール・ハイドのボーカルは相変わらず無機質で脱力感のあるものが多いが、ラストソング「8 stagger」ではレディオヘッド(radiohead)のようなエモーショナルを感じる。またエイ
「要点」
言葉本来の意味でのオルタナティヴ(代案)を体現するアーティスト/ベック(Beck)。HIP HOPのビート感、変幻自在な電子音、アバンギャルドなノイズなどあらゆる音楽の面白いところ曲に反映させるベック(Beck)サウンドは唯一無二。子供のように音楽で好き勝手に遊び、そのサウンドを冷静に楽曲に落とし込んだようなイメージなので、「ごった煮サウンド」であっても無印良品のアイテムのように「シャープでシンプ
「要点」
「曲解説」
過去、最もレコーディングが難航し「コーラン」の逆回転を無断で使用した事でも一悶着あった問題作。 「90年代へヴィネス」「トリップホップ」「シューゲイザーサウンド」をバクチク(BUCK-TICK)流にアブノーマルに再構築したサウンドは、世界的に見ても「95年当時の最先端」である。今井寿(g)は常に先端音楽をチェックし続けているのだろう。アルバムタイトルは一見すると卑猥だが「音楽業界がsix side
「要点」
「曲解説」
前作「SMILE」からの流れであるアナログでシンプルなサウンドを響かせつつ、エモやポップパンクをルーツにもつアーティスからの影響を感じられる突き刺さるサビのボーカルラインが印象的な10thアルバム「AWAKE」。 名曲「3 叙情詩」に流れる「強烈な和」の響きや「4 TRUST」の無国籍感などは新機軸であり、「11 星空」「12 twinkle, twinkle」などは「メランコリックな質感の曲をポ